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ロボットスーツHAL (R) 療育・医療センターでも実演会

2016/02/17

 療育・医療センターで2月8日、「ロボットスーツHAL (R)」(以下「HAL (R)」)に関する講演会が開催され、職員や利用者の家族ら約70人が参加しました。

 HAL(R)の開発者である筑波大学大学院の山海嘉之教授が昨年10月、旭川荘厚生専門学院で講演を行い、大きな反響がありました(旭川荘だより208号で紹介)。その講演を聞いた旭川荘職員らが、障害者や高齢者のケア現場への導入の可能性を探るべく、あらためて製造販売を行うサイバーダイン社の担当者を招いて、利用実績や具体的な使用方法の説明を聞くこととなったものです。

 講演会には、障害者が脚に装着するリハビリ用と、介助者が腰に装着する介護支援用の2つのタイプが用意され、療育・医療センターの職員が装着して実演が行われました。
 リハビリ用のHAL (R)については、医師らから「脊髄損傷の患者への効果はどうか」「センサーはどのように貼り付けるのか」「知的障害者や小児向けのものも開発してほしい」など、活発に質問や要望が出されました。また介護支援用を装着した職員は「ベッドからの起き上がり介助など腰の負担が軽減されそう。リフトのない病棟で役立つかもしれない」と語りました。講演の終了後も周りには多くの職員が集まり、装着感や操作方法などを確かめていました。

 1月の安倍晋三首相の施政方針演説でも、日本のイノベーションの代表例として紹介されたHAL (R)。旭川荘としても、教育現場や障害・高齢者ケア現場への導入の検討を進めることとしています。

※写真:介護支援用で実演する職員

※文中「(R)」は登録商標記号を表す。 

※下記「関連URL」に旭川荘だより208号を掲載しています。

関連URL1 http://www.asahigawasou.or.jp/cgi-bin/topics/index.cgi?c=zoom&pk=761