様々なアーティストが福祉施設と交流し、生み出された作品等を展示するイベント「TURNフェス」が3月3日から5日まで東京都美術館（東京都台東区上野）で開催され、15組のアーティスト・施設が参加する中、旭川荘からも作品を出展しました。

　「TURN」は、東京オリンピック・パラリンピックに向けて2015年から東京都などが実施している文化プログラムで、旭川荘は昨年から参加。現代アート作家の高本敦基さん（真庭市在住）との交流を開始しました。

　高本さんは「旭川荘の広い敷地を利用者さんが思い思いの絵を描いた傘を差して歩いたら楽しいのではないか」と提案。デイあかしやと真庭地域センターの利用者が、高本さんと交流しながら40本の傘を制作しました。

　会場には色とりどりの傘とともに、笑顔あふれる制作現場の写真を展示。訪問客らは好きな傘を広げながら「一つ一つに個性があって楽しい」「このまま持って帰りたい」などと話していました。

　次回のTURNフェスは今年8月に予定されており、旭川荘では引き続き高本さんとの交流を進める予定です。

※写真上：傘を差しながら展示を楽しむ訪問客ら
　写真下：会場のあちこちに置かれた傘