タイのRangsit(ランシット)大学の視察団が6月12日、旭川敬老園と療育・医療センターを視察しました。
視察団はタイ保健省のティラポン医療局長をはじめ、同大学の医師ら37人。タイにおいても高齢化社会を迎えつつあることから、日本の福祉施設の運営方法や緩和ケアなどについて学ぼうと、岡山市観光コンベンション推進課を通じて視察の依頼があったものです。
冒頭、末光茂理事長が「新しい繋がり、友人関係が始まることを期待しています」と歓迎の言葉を述べると、一行は2班に分かれて見学を開始。旭川敬老園ではユニットケアや特殊浴槽などを、療育・医療センターでは入院病棟、リハビリや歯科、児童精神科などを視察しました。
その後の質疑応答では、介護保険の仕組みや、施設での看取り、利用者の費用負担などについて活発に質問が行われ、関心の高さがうかがえました。
※写真:旭川敬老園のユニットを見学する視察団