7月6日から7日にかけての豪雨では、岡山県ほか西日本の広範囲に大きな被害が発生しました。被災者の方々には心からお見舞い申し上げますとともに、一日も早い復旧をお祈りいたします。
旭川荘の状況は下記のとおりです。
【被害状況】
旭川荘では、祇園地区のビニールハウスや駐車場の一部冠水、高梁支部の一部施設の断水やアクセス道路の土砂崩れなどの影響はありましたが、幸いにも直接の大きな被害は発生しませんでした。
【避難所の開設】
祇園地区では、6日の夜から荘内の避難所(一般避難所および福祉避難所)を地域に開放し、一時約220人の避難者を受け入れました。
【被災地への支援】
岡山県社会福祉協議会が倉敷市真備町の避難所に7月10日から派遣している災害派遣福祉チーム(DWAT)に旭川荘職員が参加し、数日交代で1〜2人が活動しています。
また、倉敷市保健所が真備町の全戸を訪問し安否確認を行う活動に対して、岡山県介護支援専門員協会を通じて7月20日から職員を派遣しています(延べ8人予定)。
さらに岡山県看護協会および国際医療ボランティア・AMDAの要請に応じて、旭川荘療育・医療センターの看護師を7月13日以降、総社市や倉敷市の避難所、病院などに派遣しました(延べ6人)。
また、真備町で被災した障害児通所事業所等に対して、岡山県を通じて障害児向けの教材等を寄贈したほか、法人及び職員一同からの義援金を、8月6日に山陽新聞社会事業団に寄託しました。
今後も被災者の皆様のニーズにできる限り対応していくこととしています。
【その他】
夏まつり旭川荘、ひらた旭川荘盆踊り大会など一部のイベントは、ボランティアの確保が困難となったこと等から中止となりました。(別途ホームページにお知らせを掲載しています。)
※写真:被災地に向かう荘職員と介護支援専門員協会チーム