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施設概要

社会福祉法人旭川荘は「敬天愛人」−天を敬い人を愛する人間尊重の精神−を基本に総合医療福祉施設を目指し、昭和31年6月に創設されました。本部を岡山市北区祇園に置き、それぞれの時代の要請にこたえて、知的・身体障害児・者の医療福祉、高齢者福祉、児童福祉などを総合的に展開してきました。設立から60年余を経て、法人規模は86施設に拡大し、約2,100人のスタッフが約2,400人の利用者の方々の支援を行っています。その中で、愛媛県鬼北町において、旭川荘南愛媛病院・南愛媛療育センターは一般病院と障害者福祉施設を併設し運営しています。

旭川荘の理念

社会福祉法人旭川荘は、「敬天愛人」(天を敬い、人を愛する人間尊重の社会をつくり、福祉実現を念願する)の理念のもとに、人の全生涯にわたる医療福祉の実現を目指し努力を続けています。

病院長あいさつ
旭川荘南愛媛病院  院長 岡部 健一 当院は鬼北町の医療・福祉を町立北宇和病院と連携して担ってきました。しかし、人口減少により患者数の減少が続き、病院の運営は両者とも厳しくなっており、早急な対応が必要となってきています。病床数の適正化、診療科の集約など、重複している機能を整理するとともに、住民が高齢化している中での診療の体制を変えていかなくてはなりません。
旭川荘は、鬼北町と良好な関係を築いてきました。これからも町民のための医療・福祉施設として信頼されるよう、みなさんとの対話を通じて職員一同努力していきたいと思います。病院・療育センターに対するご要望、ご提案を歓迎いたします。
なお、旭川荘南愛媛病院では、吃音(きつおん=どもり)の診療を始める準備をしています。成人100人に一人は吃音で悩んでいます。当院の言語聴覚士と私が担当します。2015年8月から個別に対応を始めていますので年齢にかかわらずご相談下さい。
 
 
南愛媛療育センター 所長 堀内 伊作 南愛媛(南予)地方は、かつて高野長英や村田蔵六、シーボルトの娘イネらが集い、歴史の熱い舞台でありました。南愛媛療育センターの位置する鬼北町も縄文時代の発掘跡や後醍醐天皇の勅願寺を有し、大規模な農民一揆が組織され、隣国土佐との交易で栄えた所です。空青く緑豊かなこの土地に昭和15年に結核療養所が建てられ、戦後、結核の減少と共に心身に重い障害を持つ方々(重症心身障害児(者))の療養の場として用途転換されました。国立療養所として60余年の歩みを重ねた後、平成15年に民間移譲され、社会福祉法人旭川荘が運営にあたることになりました。
現在、我が国の障害者福祉は転換期に差しかかっています。施設に求められる役割も多岐に亘っています。この地を駆け巡った歴史の流れと同じく、100年も経てば当施設も懐旧の彼方に消えゆくことでしょう。しかし、私達は此の時ここに集まった者として南予の障害児者の療育を地道に続けてゆきたいと願っております。
旭川荘南愛媛病院・南愛媛療育センターの基本方針

医療と福祉の一体化(医療福祉)
地域密着(地域福祉)
総合福祉施設

施設概要
  • 所在地
    • 〒798-1393 愛媛県北宇和郡鬼北町大字永野市1607番地
      TEL 0895(45)1101
      FAX 0895(45)3326
  • 位置及び環境
    • 当院は、愛媛県の西南部・宇和島市(H23.8.1現在人口85,551人)の東方16Kmに位置し、敷地北側に国道 320号線(宇和島〜日吉線)、東側に国道 381号線(広見〜窪川線)が通り交通至便な地にありますが、人口の過疎高齢化地域に所在しています。
      周辺は農村地帯で、丘上海抜124mにある当院からは、四万十川支流の広見川・三間川など遠望極めてよろしく、自然環境に恵まれた療養の地です。
  • 特色
    • 診療圏は、主として宇和島市と近隣3町(人口約 133,200人)ですが、南予一円及び高知県西南部にも及んでいます。施設の特色としては、周辺地域住民に密着した病院ということで地域に根ざした医療を目指し、過疎高齢化の著しい当診療圏で、患者様が住み慣れた環境で治療が継続できるよう、在宅医療の推進を行っています。
    • 地域医療の推進として脳血管障害・難病・重心・結核を、また、老人病対策では糖尿病・循環器・骨粗鬆症・神経筋・脊髄性疾患・筋萎縮性疾患を、在宅医療では難病・重心・脳血管障害の医療に取り組んでいます。
    • 小児科では,一般小児診療の他、発達神経外来も実施,小児科の一般入院も受け入れています。また、歯科では自閉症や脳性麻痺、ダウン症などの障害をもっている人たちの治療、脳梗塞後遺症や認知症・知的障害の方などの治療を積極的に実施しています。
    • 旭川荘が病院運営を開始と同時に、重症心身障害児(者)通園事業を開始、本園では週3回広域の方に通園を利用していただくため、八幡浜市と愛南町に分園をおき、そこにスタッフが出かけていく「B型巡回通園」を行っており、在宅の重症心身障害児(者)とご家族の在宅生活の支援をおこなっています。(発達促進、家族援助、日常生活支援、リハビリなど)
    • 地域療育支援センターでは、障害児(者)療育支援事業(県事業)として、巡回・訪問相談、外来相談、施設支援を実施。また、指定相談支援事業として近隣2市3町と委託契約を結び、障害者本人からの生活・進路・就労相談から障害児(者)をもたれたご家族からの地域生活の相談、福祉制度の相談から療育相談まで、多種多様な相談ごとに相談支援専門員が地域を回り、きめ細かな地域支援を行っています。
  • 沿革
         
    昭和15年 2月26日 財団法人結核予防会 愛媛県北宇和模範地区指導所として創設
    昭和21年 2月 1日 日本医療団に移管
    昭和22年 4月 1日 厚生省に移管「国立愛媛療養所出目分院」として発足
    昭和26年 4月 1日 独立して「国立出目療養所」となる
    昭和50年 9月 1日 重症心身障害児(者)病棟 40床新設
    昭和51年 3月 1日 一般病床 50床(脳卒中後遺症リハビリ) 新設
    昭和52年 3月 1日 重症心身障害児(者)病棟 40床増設
    昭和59年 4月11日 名称変更「国立療養所南愛媛病院」となる
    平成11年 3月18日 厚生省が国立病院・療養所再編成見直し計画を発表
    平成12年12月27日 結核病棟 50床廃止
    平成15年11月11日 社会福祉法人旭川荘と基本協定書・譲渡契約書を締結
    平成15年12月 1日 社会福祉法人旭川荘 旭川荘南愛媛病院 開院
    社会福祉法人旭川荘 南愛媛療育センター開院
    令和3年7月 1日 病棟新築移転
    1階:あさがお病棟52床 2階:ひまわり病棟50床
    令和3年7月 1日 一般病床 30床休止
  • 施設の規模

    施設航空写真

    1. 土  地 22,014m² 病院敷地面積 / 19,042m²
    宿舎敷地面積 / 2,710m²
    水源地 / 261m²
    2. 建  物 建面積 / 6,831m² 延面積 / 10,487m²
    3. 病床数等 医療法承認病床 132床
    (重症心身障害児者病床80床)
    (短期入所 2床)
    (その他一般 50床(うち30床休床中))
    4. 標榜診療科 内科・小児科・整形外科・リハビリテーション科・精神科・歯科
    5. その他 日本リハビリテーション医学会研修施設
施設配置図施設マップ 地域の紹介

愛媛(伊予)は大きく分けると 東予・中予・南予に分かれ、ここは南予になります。
南予地方についてはこちら


当院のある鬼北町は、都会に比べるとまだまだ田舎ですが、当院の約2キロ圏内に鬼北町役場や銀行、郵便局などがある近永商店街があります。また、国道沿いにはスーパーが3店舗、外食チェーン店が2店舗のはかホームセンターやドラッグストア、書店、コンビニなどもあり大変便利になっています。
スタッフや患者さんは、親切で素朴でおおらかで気さくなタイプの人が多く、ほのぼのとした家庭的な雰囲気です。
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