旭川敬老園での日々

旭川敬老園は全室個室のユニット型の特別養護老人ホームです。

ユニット型施設とは?

大人数で一斉に食事や入浴などをする介護のあり方ではなく、プライバシー空間(個室)を尊重しつつ少人数の単位(ユニット)での生活を支援していきます。そのため、家庭に近い雰囲気の中で、入居者同士あるいは職員と入居者でのなじみの関係が作りやすく、一人ひとりのペースに合わせた暮らしをしていくことができます。

旭川敬老園では…

7~8人ずつが1つのユニットで生活されており、14ユニット(入所)とショートステイのユニットが1つの計15ユニットに分かれています。
旭川敬老園の“入居者一人ひとりが主役です。”の理念のもと、入居者の「個別性」を重視した環境づくり、介護方法、介護機器の導入を行っています。
環境づくり 認知症の行動特性や、人間関係に配慮し、ユニットの利用者に合わせたしつらえを工夫し、落ち着いて過ごせる環境作りに努めています。
一人でのんびり過ごしたい時は自分のお部屋で、誰かと話したい時はリビングで過ごしていただけるよう、リビングを中心に周囲にお部屋があります。
介護方法 個別の情報収集(アセスメント)のもと色々な職種(介護職員、看護職員、医師、管理栄養士、作業療法士、歯科衛生士、相談員、ケアマネージャーなど)で連携し、できることは自分でしていただき、さらにできることを増やしていく自立(自律)支援を視野に入れた介護を提供します。
特に入居者の方のできることに注目した生活リハビリに力を入れ、介護予防や悪化の防止といった視点に立ち今できていることが継続できるように支援します。
介護機器(設備)の導入 入居者の身体の状態に合った介護を提供するうえでは介護機器が必要です。それは、適切な介護機器を利用することで利用者の方の暮らしの幅が広がり、できることも増えると考えるからです。
たとえば、旭川敬老園では4種類の浴槽があります。身体の状態に合わせて使い分けることでより快適に入浴していただく事ができます。

年間行事

お花見、お祭り、忘年会など、季節に合わせた行事を通して、ご家族や地域の皆様との交流を深め、楽しい思い出を共有することで、"潤いのある生活づくり"を実践しています。
4月
お花見
5月
開園記念日
6月
夕涼み会
7月
そうめん流し
8月
旭川荘 夏祭り
9月
敬老の日
12月
ご家族と合同忘年会
1月
新年のご祈祷
2月
節分
3月
ひな祭り会食

実習教育への協力

旭川敬老園には旭川荘厚生専門学院の介護・看護の学生をはじめとして、大学、短大、専門学校等の実習生が年間を通じてたくさん訪れます。学生たちにとっても高齢者との関わりが大変よい学びとなっていますが、入居されている高齢者の人たちにとっても若い学生達との会話や散歩などが大きな楽しみになっています。