INTERVIEW先輩の声

内外関係者と協力して支援にやりがい

せとうち旭川荘 生活支援員

秋山 直斗さん

PROFILE
2015(平成27)年に入職。
竜ノ口寮、総社市役所への1年間の出向を経て、2019年4月からせとうち旭川荘に勤務。
社会福祉士。
川崎医療福祉大学医療福祉学部卒。
PROFILE
2015(平成27)年に入職。
竜ノ口寮、総社市役所への1年間の出向を経て、2019年4月からせとうち旭川荘に勤務。
社会福祉士。
川崎医療福祉大学医療福祉学部卒。

 福祉系の大学に通いながら、週末は旭川荘のあかしや園(知的障害者自由契約施設)で日中活動を支援するアルバイトをしていました。その時に出会った職員さんたちの真摯に仕事に向き合う姿勢、利用者さんに対して優しく接する姿がすごく恰好よくて、自分もこうなりたいという憧れがあったのも、旭川荘を選んだ理由の一つです。

 大学では自閉症を研究するゼミで知的障害について学びました。最初に配属されたのは竜ノ口寮(身体障害者の入所施設)。それまで介護を学んだ経験がほとんどなく、自信をなくした時期もありましたが、職場の上司や先輩方に支えてもらい、頑張ろうという気持ちになりました。身体障害の方への支援を通して感じたのは、細かな気配りと思いに寄り添うことの大切さです。当たり前のことですが、竜ノ口寮の3年間で利用者さんから「より丁寧に接する」という仕事の基本を学ばせてもらいました。

 今の職場では生活介護を担当するグループのリーダーとして、8人のスタッフとともに、通所される主に知的障害の方へ日中活動を提供しています。利用者さんの笑顔はもちろんですが、一番嬉しいのは、利用者さんが抱える課題についてスタッフやご家族、相談員などの外部の関係者と協力して支援の方法を考え、それが良い結果につながったとき。「よかった」と皆がほっこりした気持ちになれるのが素敵ですし、そこに支援者としてのやりがいを感じます。

(2019年12月に取材)

                          

職場の先輩と談笑する秋山さん。「幅広く学び、いろんなことに柔軟に対応できるようになりたい。「秋山なら、やってくれる」と選ばれるような支援者になるのが目標」だという