INTERVIEW先輩の声
生まれ育った地域の力に
たかはし松風寮 生活支援員片岡 宏之さん
- PROFILE
- 2016(平成28)年に入職。かわかみ療護園で主に身体障害のある方の支援に携わり、2019年4月からたかはし松風寮に勤務。
保育士、介護福祉士。ほかに幼稚園教諭一種、特別支援学校教諭一種も取得。
くらしき作陽大学こども教育学部卒。
- PROFILE
- 2016(平成28)年に入職。かわかみ療護園で主に身体障害のある方の支援に携わり、2019年4月からたかはし松風寮に勤務。
保育士、介護福祉士。ほかに幼稚園教諭一種、特別支援学校教諭一種も取得。
くらしき作陽大学こども教育学部卒。
高梁市成羽町の出身で、大学時代に経験した障害児(者)支援などのアルバイトをきっかけに、生まれ育った地域の福祉について興味を持ち始めました。旭川荘の松山ワークセンター(※1)にボランティアに行った際、利用者の方が誇りをもって薪割り作業をしている姿や、住民宅に薪を届けて「これで炊くお風呂は最高なんよ」と感謝され、お互いが笑顔になっている姿を見て福祉の魅力と地域の結びつきを感じ心打たれました。旭川荘には県内外に多くの施設がありますが「自分が愛する地元で福祉に携わり、地域の力になりたい」と強く思い、特定地域での採用(※2)を希望しました。
今の職場では生活支援員として、主に知的障害のある方の豊かな暮らしをサポートしています。大切にしていることは利用者の方の思いに寄り添いながら、その方の人生においての選択肢や可能性を広げるお手伝いをして、それぞれの「豊かな生活」について共に考えていくこと。「本当にこの支援で良いのか」と葛藤することもありますが、自分の関わりによって利用者の方の思いが形となり、笑顔につながったとき、この仕事のやりがいを感じます。また、学生の実習も担当しており、若い人たちに福祉の魅力と共に助け合って生きる重要性を感じていただけるように心がけています。
旭川荘は、業界の中でも年間休日や給与などの待遇面が十分に保障されている法人だと感じます。おかげで休日は家族との時間や趣味、自己研鑽の時間に充てることができ、仕事にも好循環となっています。生まれ育った地域で仕事もプライベートも充実させたい私にとって、とても満足できる職場です。
(2022年7月に取材)
※1 高梁市の就労継続支援B型事業所
※2 高梁市・真庭市限定での就業
職場で談笑する片岡さん。入職前に旭川荘資料館を訪れ、法人の礎をつくった先人の生き方や理念に感銘を受けたという