INTERVIEW先輩の声

人と関わることの楽しさがやりがい

竜ノ口寮 介護員

長尾 龍樹さん

PROFILE
2024(令和6)年に入職し、竜ノ口寮に勤務。
介護福祉士。
岡山医療福祉専門学校介護福祉学科卒。
PROFILE
2024(令和6)年に入職し、竜ノ口寮に勤務。
介護福祉士。
岡山医療福祉専門学校介護福祉学科卒。

 曾祖父のいる4世代家族の中で育ったこともあり、小さいころから高齢者と関わる仕事がしたいと思っていました。本気で福祉の道へ進もうと決めたのは高校3年の夏。進学先のオープンスクールの雰囲気や先輩たちの様子に好感を持ったことがきっかけでした。在学中、障害者施設の実習はわずか4日間でしたが視野が広がる有意義な経験で、さまざまな分野の施設がある旭川荘に入りスキルアップしていきたいと考えました。
 竜ノ口寮では身体に重い障害がある利用者さんの日常生活をサポートしています。最初の頃は、着替えの順序など基本的な介助がうまくいかず、厳しい言葉を投げかけられ落ち込むこともありました。何とか関係を深めたいと、積極的に挨拶や質問をするなど自分から話しかけるよう心がけたところ、徐々に距離も縮まり、頼っていただけるようになりました。仕事を通じて自分の成長を感じることができて嬉しかったです。
 介護の仕事の中でも特に排泄介助は負担が大きいというイメージがありますが、経験を積むうちに慣れましたし、それらを上回るくらい利用者さんと関わるこの仕事が好きで、楽しいです。職場では笑顔でいられるよう、休日には大好きな温泉に行ったり、ファジアーノ岡山の試合を観に行ったり、リフレッシュしています。
 同じ職場には相談に乗ってくれる優しい先輩など、お手本にしたい方がたくさんいます。中でも竜ノ口寮で長年働いている上司は、利用者さんへの関わりや声かけがとても丁寧で目標にしたいと思っています。自分もいずれ後輩から頼られ、利用者さんからも愛される職員になれるよう頑張っていきたいです。

笑顔が絶えない長尾さん。「ひとつひとつの支援がどういう意味を持つか考え、後輩が入ってきたら教えられるように大切にしていきたい」という