障害のある方の日常生活上の支援のほか、身体機能や生活能力の向上に向けた支援、創作・生産活動などをサポートします。生活支援員になるために必要な資格や経験はありませんが、社会福祉士や介護福祉士、精神保健福祉士などの資格を持っている職員もいます。数多くの障害者施設を運営する旭川荘では、職員約2,100人のうち約3割が生活支援員等として働いています。
特別養護老人ホームやデイサービスセンター、身体障害者施設などで、高齢者や重い障害のある方の日常生活をサポートします。病気や障害、筋力低下などによって、自分ではできない部分を援助しながら、できることにも目を向け、自立を支援する仕事です。介護の仕事をするのに資格は必要ありませんが、介護福祉士の資格を取得して働く職員も大勢います。
保育園の乳幼児、養育困難な乳幼児、知的障害や肢体不自由や重症心身障害のある方の日常生活全般の支援を行います。自立した生活を送れるようにするため医療、訓練、保育を通じて、それぞれが抱えている障害をできる限り克服し、持てる能力をより有効に伸ばすことができるよう支援します。
障害のある方やそのご家族に対し、生活上のアドバイスや日常生活に必要なサポートの調整など一般相談に対応します。また、計画相談と呼ばれる支援計画の作成や関連機関との連絡・調整、ご本人やご家族の相談に対し助言等を行います。
介護報酬請求をはじめとする事務関連業務(経理、予算・決算、人事など)を担当します。支援の現場で活躍する職員のサポート役として、業務が円滑に進むよう、法人および各施設のバックアップや取りまとめを行います。
障害のある方の日常生活のサポートや医療処置、療育活動を通して発達や成長を支援します。旭川荘で働く看護師の多くは病院等の医療施設に所属し、医師や生活支援員、保育士、リハビリスタッフなど多職種と連携しながら重症心身障害児者や肢体不自由児等のケアにあたります。
病院等の医療施設で調剤業務を行う専門職です。チーム医療を推進するメディカルスタッフの一員として業務にあたります。
病気や障害、高齢などにより運動機能が低下した人たちに対して、運動機能の維持・改善を目的としてリハビリを行う専門職です。主に病院等の医療施設に勤務し、チーム医療を推進するメディカルスタッフの一員として業務にあたります。
心身に障害を抱える人たちに対して、日常生活にかかわるさまざまな活動(作業)を通じて生活全般のリハビリを行う専門職です。病院等の医療施設のほか高齢者施設などに勤務し、医師や看護師、介護福祉士らと連携しながら業務にあたります。
言葉によるコミュニケーションや摂食・嚥下に困難を抱える人たちに対してリハビリを行う専門職です。病院等の医療施設に勤務し、チーム医療を推進するメディカルスタッフの一員として業務にあたります。
施設の利用者が健康に暮らせるための栄養管理や食事の献立作成をはじめとする給食管理業務を行う専門職です。施設に食事を提供する「フーズセンター」や総合医療福祉施設「旭川荘療育・医療センター」などで業務にあたります。